武田氏滅亡⁉ 「飯山の武士を調略せよ」 上杉景勝書状を新発見! 〜長野県ゆかりの歴史資料 散逸防止プロジェクト〜

地域の歴史資料の散逸を防ぎ、後世へ伝えていくため、長野県立歴史館では、県内外の古書市場で売り出されている長野県ゆかりの古文書等を収集しています。

古書市場へ流出している歴史資料の中には、歴史上の著名な人物に関する古文書も含まれています。

この度、天正10年(1582年)、岩井備中入道に宛てた上杉景勝の書状が見つかりました。武田氏が織田信長に滅ぼされる直前という、歴史の大きな転換点に書かれたものです。
書状によれば、武田氏が織田信長により滅亡したらしい、と情報が混乱する中、武田氏家臣となっていた飯山の武士たちがこぞって上杉景勝の配下になることを選択。そして景勝がこれを許したことがわかります。

武田氏家臣だった飯山の武士たちの動向を伝える、これまで知られていなかった新発見文書です。

このような貴重な歴史資料が古書市場へ流出したままとなると、汚損したり、再び所在がわからなくなる恐れがあります。本プロジェクトでは、この書状を県立歴史館で購入し、適切な環境で大切に保管するとともに、調査・研究に役立て、多くの方にご覧いただく機会を提供したいと考えています。
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